完全データ作成に関しての注意点
当社では完全データ入稿を原則としています。
完全データとは、当社にて手を加える必要のない完全なデータです。
ここでは、完全データを製作するための注意点を掲載しております。

作成ソフトについて
※ Illustrator cs4　Photoshop cs4　までのみの対応となっております。

弊社フォーマットについて
・データは弊社フォーマットをご使用ください。
・フォーマットはPDF形式とAI形式の2種です。
・フォーマット内の台紙サイズ・トンボ位置・線幅等は変更しないで下さい。印刷がきれいに行われない可能性がありますのでご注意ください。また、印刷範囲からはみだしたオブジェクトは印刷されませんのでご了承ください。

軽オフ印刷による名入れのデータ作成時の注意
・ベタ面積の多いデザインや太い文字を使用したデザインはすれて、汚れる場合があるのでご注意ください。
・濃度指定があるもの、グラデーションを使用しているデザインは濃度が正確に再現できません。
・2色印刷ではケヌキ等、見当の厳しいデザインには対応できません。

色について
・作成時のカラーモードは全てCMYKで制作してください。印刷の特性上、RGBのままで対応できませんのでご理解ください。CMYKで作成されていない場合には改めてデータを頂くようお願いする場合がありますのでご了承ください。（ Illustrator　Photoshopとも）
・特色を指定される場合、DIC、PANTONEなどの色番号で指定されるか、特色の色見本をご送付ください。
・画面の色、お手元のインクジェットプリンタで出力したカンプ、レーザープリンタで出力したカンプはオフセット印刷での再現に限界があります。同じ色は出ませんのでご注意ください。
・どうしても仕上がりの色を確認されたい場合は、色校正（本機校正　本紙校正など）をお申し付けください。ただし、別途料金が発生します。

フォントについて
・文字は必ずアウトラインにして下さい。全てアウトラインになっているか、文字→フォントの検索・置換で確認してください。
・孤立点は必ず削除してください。特に、テキストツールで作られた孤立点は、フォント情報が残ってしまいますのでお気を付けください。

画像について
・Illustratorに配置するEPS形式画像はバイナリでなく、JEPG最高画質で保存してください。プレビューはWinならTIFF8bit/pix、MacならMacintsh8bit/pixで統一してください。
・画像を配置する際、リンクにチェックしてあるか確認してください。画像は極力、埋め込まないでください。埋め込んでしまうと、元画像の解像度がわからなくなってしまい、印刷に適正なデータかどうか判断できなくなります。どうしても埋め込みたい場合は、すべてお客様の責任において埋め込んでください。
・使用された画像はすべて添付してください。
・画像の解像度は300dpi〜350dpiでお願い致します。（ロゴなどは適正解像度で）それ以上の解像度を設定しても、印刷の仕上がりがよくなるわけではありません。但し、それ以下の解像度の場合は、仕上がりに影響がでます。どうしても解像度の低い画像を使いたい場合は、すべてお客様の責任においてご使用ください。
・画像のサイズはすべて適正なサイズで製作してください。あまりにも適性サイズを超えたデータの場合、お客様に訂正をお願いする事になります。
・WEBや印刷物から転用した画像または携帯電話等に付属するデジタルカメラで撮影した画像を使用した場合、完全な仕上がりは望めません。使用する場合は、すべてお客様の責任においてご使用ください。
・お客様の持ち込まれた画像により、刑事または民事で問題が発生しても、当社には一切関わりはございません。すべてお客様の責任の上、データを製作してください。

線の設定について
・線の太さは0.3pt（0.1mm）以上にしてください。細い線に薄い色を設定する場合は印刷の特性上、点線に見える場合があります。インクジェットプリンタ等できちんと出るように見えても、印刷すると網点になりますので、点線状に見えます。色は100％に設定してください。
・細い線にリッチブラック（C100％M100％Y100％K100％）およびレジストレーションを使用しないでください。
・ヘアライン（線幅が0ptで塗り設定のみの罫線）は使用しないで下さい。必ず線幅の設定をしてください。

オーバープリントについて
・K100％以外のオーバープリントの設定をしないでください。もし、特別な効果を狙って設定する場合は、すべてお客様の責任においてデータを製作してください。

グラデーション・パターンについて
・グラデーションやパターンには、名前を付けてください。設定のままの「新規グラデーション2」などの名前は、他のグラデーションやパターンと混同されたり、真っ黒で出てしまったりする場合があります。スウォッチにグラデーションをドラッグして、ドラッグしたグラデーションをダブルクリックして、「名前」のところに名前を付けてください。
　この際に、複数グラデーションがある場合、名前がかぶらないようにしてください。

保存形式について
・Illustratorの対応形式（拡張子）は「ai」形式でお願いします。
・バージョンはcs4まで対応しております。cs4以下のバージョンの方は作成したバージョンで保存し、下位バージョンにおとさないでください。

ファイル名について
・Illustratorで作成した組版データと配置した画像データは、同じ階層のフォルダに入れてください。リンクが切れた場合、正確に印刷されない場合があります。
・フォルダごと圧縮する際、お客様のパソコンの環境により、ファイル名の文字化け等が起こり、リンクがはずれる場合があります。そのため、ファイル名は半角アルファベット及び半角数字で作成するとより安全です。全角かなや漢字のファイル名も読み込めますが、あまり長いと文字化けする可能性が高いようです。その場合は改めてデータを頂くようお願いする場合がありますのでご了承ください。
・ファイルには必ず拡張子をつけて保存してください。

出力サンプルについて
・柄確認のため、JPEGまたはPDFのデータサンプルを必ずお付けください。出力紙でもかまわないのですが、色見本には不向きです。（『色について』をご参照ください。）

納期について
・お客様のデータの不備によってデータを再送される場合、そのデータが到着し不備がないか確認できてからの受付となりますので、その分の納期はおくれることになります。予めご了承ください。